塗装工事は適正価格であれば依頼したいと考えているお客様が多いのですが、適正価格かどうかの判断が難しいと思います。
塗装工事は関わる事が少ないので、どこに頼めばいいのが最善か、高い材料なら大丈夫だろうとかある程度妥協してしまう事があるかもしれません。
お客様の大切な住宅であったり所持している建物、その為に安心して信用できる業者選びは難しいです。
塗装工事の良し悪しは数年経たないとわからないので正直なところ、きちんと施工されたかとかの結果が塗装完了で引き渡しの時にはわからないです、基本的には手抜き工事は極稀だと思いますが、そういう事がないように塗装業者との付き合い方やコミュニケーションは大事で工事初期から完了までわからない事や要望などを気軽に話しかけてみるのがいいです。
例えば作業内容など今日明日の話をする、工事の工程表を確認するのも事前にできるのでいいです。
『適正価格』ですが、外壁を例にとってみても塗り面積や使用する材料、塗り回数、下地の状態や凹凸などで差が出ます。相見積もりの場合材料だけでも金額に差が出るので気をつけたいとこです。
◎塗り面積や塗装の手間は建物の規模によって変わります、平面が多い工場の壁と住宅などでは細々とした部分が多いので1日に塗装できる面積が違います。
◎外壁塗料は主に樹脂によって金額が変わります、使用する塗料によっては5万円以上一斗缶でも金額が違うのがあります。
相見積もりで同じ材料、塗料の種類がとにかく多いのですけど樹脂の種類は少ないですので同品質で見積もりを取るか、材料の品質を材料名で判別もできますので、ただ金額で安いと決めるより業者にしっかりとわかる説明を受けた方がいいですね。
◎塗り回数は仕様によって違ったり劣化状態によっても変わってしまいます
2回塗りもあれば4回以上の場合もあります。
◎外壁の凹凸によって同じ面積でも使用する塗料の量は差が出ます 下地の吸い込みや形状でかなり手間や材料の量に違いがでます。
単純に平米数で同じ金額にはならないという事です。
『適正価格』というのはこれらを現地調査してみないと正確な価格は出せない為、現場調査なしでは金額が合わなく手抜きが行われたり追加工事が発生してしまう事があるので、塗装業者とよく打ち合わせして納得いく塗装工事ができるよう複数業者から見積りをとって不明な点などあれば業者に相談する事が大事です
通常塗装の経験があれば、人工や材料費はほぼ誤差なく出せるので、現調した結果正確な住宅にあった見積りを提出できるのでそれが適正価格となります。
適切価格での工事とタイミングで長期間のコストパフォーマンス削減に繋がるよう、喜ばれる工事をするのが塗装工事でもあります。
※当社の考えですので参考でお願い致します
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