戸建 2階建て 築12年
外壁、屋根、付帯部塗装
その他、シーリング工事、足場工事
東京都小金井市 戸建住宅 工事工程
1日目 足場組
道路の幅的に足場工事を行うと車が通行できなくなるのでガードマンや道路使用許可など事前に準備しておきました。
お客様の準備期間に余裕もあり問題なく工事完了となりました。
通行の際には小さな子やご年配の方もいるので安全対策はとても重要です。
2日目 シーリング工事
シーリング撤去、打替えなどを行いました。塗装工事をする前で施工後は確認が出来ない部分ですのでお客様には写真説明、当社では私自身で確認を行っています。高所などは適切な工事が行われているかどうかの確認は必要で、建物上部の方が痛んでいることは多々あります。
3日目 養生
外部の塗装しないサッシや、汚してはいけない床などをビニールなどを使用して養生をしています。塗装工事の養生用品は多くあり綺麗に養生されているといい仕事してると同業者でも思われたり感じたりします。
窓などを塞いでしまうと臭いがこもったりしてしまうので、南面の大きな窓は毎日開閉できるようにしています。
4日目 付帯部塗装
付帯部塗装です、破風、樋、軒天など塗装工事は上部から仕上げていかないと飛散した塗料で下部を汚してしまうので上から仕上げるのが普通です、外壁より上は仕上げて外壁に取り合うような部分は下塗りまでとしています。
付帯部塗装は油性ですので臭いが発生してしまいご近所の方のご協力に感謝いたします。
5日目 外壁下塗り、中塗り
外壁塗装の下塗りは既存塗膜と新設塗膜との密着をよくするための塗装工事です、後々のハガレの原因にもなるので、しっかり丁寧に隠れてしまう部分ではありますけど行っています。
6日目 外壁中塗り、屋根下塗り、縁切り部材取付け
外壁中塗りと上塗りは同じ塗料を2回塗装します、メーカーの仕様通り行わないと機能や耐久性に影響するので希釈率を0~10%まで薄められるとあっても基本的にはそのまま使用しています。薄めた方が塗装しやすいですが、希釈して薄めないよう塗装出来るように職人には教えてあります。
最近はアスベスト禁止の下地材というのもあり、屋根材が反る傾向にあります、縁切り部材を使用しなくてもいいヶ所もあるので最後に返金が発生することもあります。
7日目 外壁上塗り、屋根中塗り、養生撤去
外壁の上塗りが完了の後、反硬化状態で養生を外すのがベストです、完全に乾燥するとめくれたりテープが残ったりすることがあるので、基本的に塗装中でもある程度進行状況をみて外していきます。屋根の中塗りや上塗りは油性を使用しています。下地材の重ね目が埋まってしまうと雨漏りの原因になることがあるので丁寧に塗装する必要があります。
ここまでくるとある程度養生が外れて窓が開けれるようになるのでお客様の精神的負担などストレスが少なくなると思います。
8日目 屋根上塗り、付帯部上塗り
屋根は塗装後に上がって手直しなどないように、しっかりと刷毛とローラーで作業しています、最後に手直しして足跡が残ったりするのが恥ずかしいですからね。
下塗迄だった部分の付帯部上塗りも行って最終段階になってきています。
9日目 清掃まとめ
最後のまとめ作業です、細かく確認をし塗装工事以外にも不良箇所が残っていないかなど外部全体をチェックして塗装工事は完了です。塗装工事以外とは外壁工事は雨仕舞いがとても大事なのでエアコンの貫通孔や水切り廻りなども確認し、安心して引き渡せる状態になっているか足場があるうちに見れるのはいいですね。
10日目 足場解体
足場の解体工事ですが、足場組のときのように安全対策や道路使用許可は必要ですので書類の完備とガードマン準備は必須です。塗装工事は天候により工事中止の日があるため、予備日をとっておき足場解体までは少し日にちは開いてしまいますが、急に足場解体をずらすとなると、警察への届けやガードマン手配など色々な面で調整が難しくなるので予備日は必要です。
今回の工事で色の説明の難しさや事前準備の余裕が大事だと改めて感じました、塗装工事は色による失敗など想定よりも違う事もあるため見本板を手配したりする期間も十分に説明することで完成後のお客様満足度にもつながります。
外でどんな工事が行われているか、適切に行われたかどうかはお客様が分からないと思うので、写真と施工説明を入れたファイルを手渡しています、塗装工事は次の工事までが長いので前回どんな工事を行っているか予算はどうだったかなど関わった全てのことに対してファイルしてあることでいつかお役に立ってもらえればとおもいます。