東京都世田谷区 外部全体塗装工事

築20年アパート

外壁、付帯部塗装

屋根カバー工法


1日目

足場架け工事、今回屋根をカバー工法にて行う為、軒先アンチや荷揚げステージを設置してもらいました、足場は安全と作業性が重要なので板金屋さんは遠慮して言いませんでしたけど見に来てここまで足場してあろと思ってなかったので喜んでくれました。足場は作業音は出てしまいますが、今の足場は組むのが早いです。依頼してる足場屋さんがいいのかもしれないです。


2日目

高圧洗浄です、当社では樋の内部や詰まりの確認までして、サッシや通路、駐輪場など全体を綺麗にしている為、時間はかかりますがその分普段できないところも洗浄してあります。せっかく足場組んであるので塗装する部分だけ洗浄するには勿体無いのでついでで行います。


3日目

養生です、天候の都合で朝は雨が降っていたので倉庫を片付けして午後からになりました、半日でも住んでいる方は早く終わって欲しいので少しずつでも進めていきます。


4日目

付帯部塗装、鉄部ケレン及び錆転換タッチアップ

塗装工事は上部から仕上げていきます、天井を塗装してから外壁を塗装しないと壁が汚れてしまうからです、軒や破風、樋などを塗装してからとなります。

鉄部の塗装は下地処理が重要になってしまうので錆落としを念入りに行うことが大事で錆の程度によっては内部侵食が心配なので錆転換などを部分的に行ってからの錆止め塗装となります、錆止め塗料は錆を止めるというよりも錆を発生させなくするための防蝕塗料なので錆が完全に除去できなければ同じところが剥がれます。こういうところが見えなくなってしまうので大事な部分です、塗装工事は隠れてしまう下地処理は気をつけなければなりません。


5日目

外壁養生、シーラー

外壁にフィーラーを使用すると上塗りの量が吸い込みが止まるため少しですけど少なくなります、当社では上塗り材をしっかりとつけて厚みをつけたいのでフィーラーは戸建では使っていません。下塗り材で厚みをつけるのでなく上塗りを厚くしたいからです。


6日目

外壁中塗り上塗り、鉄部錆止め

今回は艶消しです、元々の下地がモルタルでのリシン吹き付けでしたので透湿性を考慮しています。鉄部の錆止めはケレンして錆が酷い所は錆び転換を塗布してあります。錆止めと錆び転換は機能が違うので錆止めは鉄部全体を行っています。


7日目

養生撤去、鉄部上塗り

窓周りは先行して養生撤去してあります、住民の方は窓開けたいですからね、細かい部分の養生を撤去して、その他の部分の養生を外して鉄部の上塗りをする上で必要な養生は残して鉄部上塗りです。


8日目

清掃まとめ

上の方から細かく見ていきダメがないか汚れがないか、できる清掃はないかゆっくり時間をかけて見ていきます、時間に余裕を持ってやる事で少しの手間でも余分にできるのでキッチリとした仕事ができます。


9日目

足場解体

足場業者は何度も変えています、お客様対応や要望に応えてくれて安全重視で言わないとこも行ってくれるので安心です。

立ち会い後、最後の清掃をして完了となりました。


屋根のカバー工法はお客様が直接業者依頼をされましたが足場は当社ですので、軒先アンチやステージで安全や作業性に考慮して組んでおいたので屋根屋さんにも喜ばれました、自分だけ終わればいいやとか自分のとこだけ的な考えでは品質も落ちますし、なにより同じ職人なのでお互いうまくできればいいと思います。