〇〇邸塗装工事 神奈川県鶴見区 思い出深い家の塗装依頼

築60年2階建て

思い出深い家なので塗装で綺麗にしたいという要望でした。


外壁が金属製で手直しを続けながら住まわれていて、塗り替えをして欲しいと依頼されましたが、建物でも日の当たる面は剥がれや錆が多くみられるので適切なケレン、下地処理が必要で適正価格になるよう現調時に細かく調べておいたので見積りは細かくなりましたけど、いざ契約をいただいた時に資料として下地処理方法などをそのまま金額は消して施工資料としても使えるので現調は大事です。

周りからは建て替えを勧められたりもしたらしいのですが、お店をやってた事や、家族との思い出の家なので塗装でという依頼でした、家ってそういう思いがあるんですよね。


神奈川県鶴見区 戸建住宅 工事工程


1日目 高圧洗浄

機械による高圧洗浄をし、チョーキングが酷いので手洗いでのブラッシング洗浄を行いましたが大きな住宅で1日では洗浄が終わりませんでした。4人いても終わらないっていうのも珍しいですけど300平米くらいあるので仕方ないのと最初が肝心で丁寧にやりすぎくらいでいいと思っています。


2日目 洗浄作業、ケレン

手洗いでの全体水洗いのため時間はかかりますが高圧洗浄で落ちないチョーキングはそのまま塗装しても剥がれの原因となるので重要な作業です。

下地処理は塗装にとってとても重要な部分で水洗い手洗いにて行い、その後にさらに電動工具や手工具でケレンをし、塗装しながらもよくみて塗装していきます。


3日目 ケレン 養生

とにかくケレン剥がれてメッキが見えたら目荒らしをし、浮いている部分がないか錆は念入りに落としていくので時間はかかります。同時に床や窓など必要な部分の養生をしています。職人が予算大丈夫かと思うくらい念入りにやることで次の仕事も手を抜けないようにしたいんです、ここで自分の見積りを信じて赤字になったら僕の給料いらんって気持ちで一生懸命ケレンです。


4日目 下塗り 2面

今日の天気が夕方から雨でその前は晴れでしたので半日作業でできるとこまでです。半日でも作業することで後々工程に余裕もできるのでお客様にも説明をしたら納得してくれました。なるべく行かない日がないようにしたいというのもあります。

刷毛とローラー分かれて作業です、本当は確自別れずに行う方が職人は自分のペースでできるのですけど面積や細かい部分が多いとその方が早かったりします。


5日目 中塗り 2面

大きな住宅なのでベランダ面と道路面を優先していっています、ベランダは洗濯物の都合で道路側は通行人や車に気を使うのでそういった部分からまとめていっています。

なぜか足場あってもシートあると足場側を通行するんです、なので2重にシート張りました。


6日目 上塗り

外壁材が金属製ですので下塗りの錆止めを熱膨張に追従できるものを使用してからの上塗り材も弾性の仕様にしました。長く持って欲しいのでだいぶ検討しました。

塗膜の割れからの剥がれや錆の発生を考えた結果です。

どんなに考えても100年は持たないです、でも、長く良く持たせたい気持ちが塗装屋にはあります。


7日目 付帯部塗装 2面

とにかく付帯部といってもほとんどが塗装の住宅なので細かい部分も慎重に塗装するので、現場は静かです、職人は集中するので話声も聞こえません。丁寧にダメがないように安全第一で急かさないことが大事だと我慢です。


8日目 ケレン シャッター塗装

前にお店をやっていた経緯がありシャッターがあります、吹いたほうが早いのと塗料で埋まって可動しづらくなることもあるので、しっかりと養生をして吹きました。とにかく吹き付けは養生が大事です。残りの2面は日当たりが悪いのでケレンは少ないです、最初に時間が読みにくい面を優先して進めるのが当社の方針でもあります。


9日目 下塗り 2面

北面と東面の塗装ですが、南面と西面は痛みやすいので先に塗装が終わりましたので後は少しずつ落ち着いて南西面は確認のみしていきます、こういう風に仕上げを進めると気持ち的にも楽で、ケレンも少ないので塗装の方がメインです。考えながら塗るって大事なんです、刷毛やローラーにどれだけ塗料を含ませたらこの面積塗れる、角の刷毛の捌き方ローラーのその含んだ塗料でとか考えてるのが職人、で考えさせるのは私の責任です。


10日目 中塗り 2面

2液塗料は1液よりも乾燥に時間がかかります、無理な工程にならないようにする事が大事です。早ければいいと思われますけど、いい職人は常に考えているのでそこは基準ではないと思います。


11日目 上塗り 2面

やっと外壁塗装自体が完了です、狭小部や普段見えない部分、複雑でお客様には確認が難しいので写真や動画で最後は確認して頂こうと思います。

手抜きをしていない自信を持って説明できたら後悔はないですからね。


12日目 付帯部塗装

東北面の付帯部というか手摺や枠雨戸など塗装するところが多いので、今回の住宅では常に3〜4人体制で行っています。弱溶剤はシンナーの臭いで周りの方にもご協力だいぶしてもらっています。


13日目 ダメ周り等の確認清掃

とにかく細かく余裕を持って不備がないか、できることはないかのチェックと塗装以外でも気になる部分をチェックしています。

ここで職人集めて最後の話し合い、気になっている部分や施工に不十分な部分がないかなど話し合い、隣が焼き鳥屋さんでこれまで買ってしまうと相手が言えなくなってしまうので購入できなかったんですけど毎日顔を合わせて仲良くもなってきたので焼き鳥を休憩時間に買わせていただきゆっくりと話し合い、、、

聞けばエアコンホースの巻きの違いやシーリング補修必要ではとか出てきます、職人が気になるという事は実際に施工して見ているので私が下地を作るので後は塗装してって話になるので、まとめ作業ですね、職人が納得いけばいい仕事できたんだと実感できます。


14日目 清掃 門扉塗装

職人には余裕を持って清掃まとめです、半日で終わるとしても余裕があるかないかで違います、私はお客様説明できるように写真や動画をまとめてからお客様説明!

施工した職人の努力、手を抜いていない事の説明、正直言葉は苦手なので写真見てもらってでないと自信ないです、丁寧な仕事を理解して頂き、こちらからもお茶やお菓子の差し入れでお互いに感謝の気持ちで完了となりました。


今回お隣が焼き鳥屋さんで良い匂い、当社はシンナーの臭い、同じ“におい”でも漢字って違うんですよ、、、