塗装工事で助成金がでるので利用したいと思う方は多いですが、本当のところは自治体によって出る出ないがあります。また、広告よりも金額が思ったよりも少ないなどもありますので、お客様が直に役所に電話をすると簡単に確認はできますので、塗装業者にまかせず確認をすることが確実なんです。
八王子市の助成金を確認してみました。
長寿命化による屋根の塗装工事というのが、該当しています。対象工事費の20%以内 5万円上限
(省エネでの塗装工事では該当していません)
長寿命化を図るための改修工事で、補助対象工事費が10万円以上のものとする。
登録施工業者で工事する。
予算額に達した時点で受付終了となります。
≪補助対象者≫
次の各号に定める要件をすべて満たす者とする。
⑴ 補助対象住宅に住所を有する又は住所を有する予定であり、改修工事等の完了後、引き続
き居住すること。ただし、補助対象住宅に住所を有する予定がある場合は、第13条第1項
に規定する完了報告までに住所を異動していること。
⑵ 次条に定める補助対象住宅の所有者であること。ただし、共有名義の住宅等の場合にあっ
ては、本補助金の一切について、補助対象者以外の共有者全員の承諾を得ていること。ま
た、第5条第1項第1号及び第4号の場合にあっては、本補助金の一切について、住宅等
の所有者の承諾がある賃貸住宅の借主であることを含む。
⑶ 世帯員全員及び共有者全員の市税等の納付状況が、既に納期の経過した市税等を完納し
ているか、市税等が非課税であること。
⑷ 八王子市暴力団排除条例(平成23年条例第23号)第2条に規定するものでないこと。
長寿命化による助成金
必要なもの
◎補助対象改修工事の工程がわかる写真
(建物の外観(工事前)、改修前、改修中、改修後の日付入りの写真)
◎住宅等の共有者を含む全ての所有者が確認できる書類
◎共有の場合、申請者が代表者であることが確認できる書類(例 同意書等)
◎建物の外観及び改修前の日付入りの写真
◎補助対象工事の内容が確認できる図面等(写真含む。)
◎補助対象工事の見積書等の写し。
ただし、木造住宅耐震改修工事で、バリアフリー化・省エネルギー化・長寿命化・台風対策・ワークスペース設置・子育て環境整備改修工事と併用する場合は、見積書等をそれぞれ区別したもの
◎申請者の本人確認書類
◎昭和56年6月以降の耐震基準で建てられた住宅等と同等の耐震性がある専用住宅であることを確認できる書類が必要。
◎費用明細書(契約変更がある場合)
◎領収書の写し
◎その他指定された書類
助成金受け取りまでの流れ
①登録業者での見積り作成
役所の指定業者1社のみで相見積はとれません。
②事前相談・申請書の提出
③交付決定通知書が役所から送られてきます
④工事契約後に工事開始、完了後に必要書類の提出
⑤役所より交付額確定通知書交付
⑥助金交付請求書提出
⑦補助金交付
【当社の考え】
登録業者の1社を役所であっせんするため、業者選びをする場合、相見積をする場合には登録業者以外からとりますが、補助金は下りないという事ですね。但し、塗装工事は高額なので助成金よりも価格を抑えられる業者もいます。
長寿命ということから、塗料の指定などがみられませんでした。
お持ちの建物の劣化を防ぐことで長く住むため、空き家を増やさないことも目的があるのと地域の登録店に優遇することで地域活性化も考えているのだと感じます。
登録店は書類などに慣れているので補助金を目的にするのであれば、指定登録店という選択もいいのですが、塗装工事は5万円程度の差があることがあるため相見積はあってもいいと感じました。
役所があっせんするのもめずらしく、塗装工事の信用という面では良いのではないかと思います。業者選びや探すのはお客様は大変ですからね。