屋根を塗装するか、葺き替えやカバー工法にするか、心配事は実際施工する職人の本音。

屋根の雨漏りが心配で、不安に思う方も多いです。

自分で見ることができない、悪徳業者にだまされるのではないかという心配の相談をよく受けます。

そこで、実際に現地調査を行い塗装にするか、屋根業者の方にするかは重要なところです。


弊社では、通常状態が良ければ1回目は塗装、2回目以降も経年劣化状態から葺き替えにするかどうかを決めています。


使用されているスレートの種類や施工の質、環境条件によって異なります。


スレート屋根の場合、同じようなものでも多くの種類があり劣化の早いものもあり、塗装では対応ができないものもあります。

スレート屋根はセメントを主原料とし、表面を塗装で保護していますが、年数が経つと塗装が劣化します、その後、塗膜が剥がれると吸水性が高くなり、雨水を吸って膨張・乾燥を繰り返すことで、ひび割れや欠けが起きやすくなります。


アスベストが禁止される前のスレート屋根材は、セメントにアスベスト(石綿)を混ぜて製造されていました。

アスベストは補強繊維として使われ、割れにくく、耐久性・耐火性・耐熱性が非常に高かったため、長寿命でメンテナンスの間隔も長いものでした。


また、アスベストの入っている製品でも塗装をすることでアスベストの表面飛散を封じ込めることでも塗装工事はお勧めしています。


 

屋根スレート自体の下地が脆くなってしまっている場合、塗装で表面を保護しても耐久性の向上にはならない場合には葺き替え工事によって塗装ではなく、カバー工法で行うようになります。


屋根の「カバー工法」とは既存の屋根材を撤去せずに、その上から新しい屋根材を被せる工法のことです。

その場合にはガルバリウム鋼板性の製品での葺き替えを、お勧めしています。

既存の屋根を撤去しないため、撤去費・処分費が不要になり、その分コストを削減できます。但しこれもスレート屋根やトタン屋根などで、屋根下地がまだ健全な場合であることが前提となります。


ガルバリウム鋼板とはアルミニウム・亜鉛・シリコンなどの合金メッキを施した鉄板で、耐食性に優れた金属屋根材です。

なぜ葺き替えでガルバリウム鋼板をお勧めするかというと、カバー工法は屋根が重くなってしまいます、重量は瓦の約1/10、スレートの約1/3程度となり軽量であることで使用しています、従来のトタンと比べてサビに強く耐用年数が20〜30年と長ことも理由です。


現在では製造技術も改良され、ノンアスベストでも比較的高性能な製品が増えてきていますが、それでも経年劣化により塗り替えや葺き替え工事は必要になっています。


弊社では、屋根の調査はハシゴを使用したりドローンでの全体確認を行っています。

普段見えない屋根なので、足場を組んでから塗装を葺き替えに変えるとなると3倍以上の差がでるとおもいます、そこで後からの追加となった場合の負担が大きくなってしまう事と、足場を組んでからカバー工法が良いなどの判断をすると、それから良い業者に依頼をしようとしても時間がかかり工期が延びてしまうからです。


見えない部分だからこそ安心して信用できる業者に工事を依頼することは、非常に大事な業者選びのポイントになります。