武蔵村山市の助成金を確認してみました。
よくある広告に助成金がでるから塗装工事は安くなるというものをよくみかけますが、実際のところ思っているよりも助成金が少なかったりして、がっかりさせてしまうこともよくあります。各自治体によって違いがあるので市役所に確認をすることをお勧めします。
武蔵村山市の塗り替え工事助成金について確認してみました。
遮熱性塗装工事
工事費(対象工事部分の額)×1/2
地域の業者 上限額5万円
工事費(対象工事部分の額)×1/2
地域外の業者 上限額3万円
その地域内に住所があること(住基台帳登録があること)
税等(地域の民税、固定資産税、都市計画税、軽自動車税、国民健康保険税)を滞納していないこと
令和5・6年度の同名補助金において、同一の対象住宅かつ同一種類の補助対象工事での補助金を受けていないこと
個人住宅
工事を行おうとする個人住宅を所有し、かつ、そこに実際に居住しているかた、又は他者(親など)が所有する個人住宅に居住し、その住宅の工事を行おうとするかた。
併用住宅
工事を行おうとする併用住宅を所有し、かつ、そこに実際に居住しているかた。
(注)ただし、居住部分面積が建物全体の延床面積の半分を超えている必要があります。
集合住宅
工事を行おうとする集合住宅を所有しているかた
(注)その住宅に居住している必要はありません。
屋上、外壁、ベランダにおける、以下の塗料を使用した塗装工事
日本産業規格K5602に基づく日射反射率50%以上の塗料、又は日本産業規格K5675に適合する遮熱塗料(屋上のみ)
(注)立地又は構造上、遮熱の効果が期待できない部分は対象外
補助金を受けるためには、役所への交付申請が済み役所からの交付決定を受けた日以降に、業者と工事契約を行う必要がありますので、ご注意ください。
交付申請は、交付申請書に工事の見積書ほか必要書類を添えて、持参又は郵送により、申請窓口に提出してください。
補助金は、完了報告をしていただいたのち、指定の口座に振り込みまれます。
交付申請額の総額が年度の予算に達し次第、受付を終了します。
提出書類に不備・不足があると受付できませんので、ご注意ください。
郵送による交付申請の場合、申請窓口への到達までに時間がかかったり、また、書類の不備・不足による修正・追加提出のために受付完了までに時間を要することがあります。受付完了となる前に、予算の終了又は申請期限の到来があると、受付できないことになりますので、ご承知おきください。
対象住宅1件につき、対象工事それぞれ1回ずつ申請が可能であり、同時に申請することもできます。ただし、年度の同名補助金の交付を受けている場合は、それと同一建物補助金の申請はできません。
施工前・施工中・施工後の写真を撮影しておいてください。
交付決定後に工事の内容に変更が生じる場合は、必ず事前に申請窓口に相談ください。所定の手続を行っていただく場合があります。
補助金を受けるためには、工事の契約前の申請が必要です 。
交付申請書の提出(申請者⇒役所)
「申請に必要な書類」に記載された書類を、持参又は郵送により申請窓口に提出してください。
予算に達し次第申請受付を終了します。
申請の各書式は申請窓口で配布するものを使用するか、役所のホームページからダウンロードください。
交付申請書の審査(役所)
交付(不交付)決定通知(役所⇒申請者)
審査開始~通知の時間は、おおむね2~3週間かかります。
決定通知は、申請者に郵送します。
工事の契約・着手・代金の支払い(申請者⇔施工業者)
必ず、交付決定通知の日付以降に契約を行ってください。
完了報告(申請者⇒役所)
「申請に必要な書類」に記載された書類を、期限までに提出してください(郵送可)。
補助金請求書も合わせて提出してください。
補助金確定通知(役所⇒申請者)
確定通知は、申請者に郵送します。
申請者に行っていただく手続はありません。補助金振込までしばらくお待ちください。
指定口座への補助金振込(役所⇒申請者)
補助金確定通知後1か月以内に振り込む予定です。
必要な書類
交付申請時
補助金交付申請書(工事用)
対象工事の見積書
・コピー可
・補助対象工事部分の費用の明細が分かるもの
であること。
工事の仕様が分かる書類 ・塗料のカタログのコピーなど
・対象工事部分のみで可
場合により必要となるもの
工事施工同意確認書 個人住宅の所有者が申請者と異なる場合に提出。
手続代行者選任届代行者により申請の手続を行う場合に提出してください。
完了報告時
工事完了報告書
工事契約書の写し
※交付決定通知の日付以降の日付になっている必要があります。
工事代金の領収書の写し
※交付決定通知の日付以降の日付になっている必要があります。
工事代金の全体額だけでなく、補助対象工事部分の費用の明細が分かる箇所を必ず付け
てください。
工事写真
施工前・施工中・施工後のもの
補助金請求書
金額・日付は空欄で提出してください。
【当社の考え】
地域の業者と、そうでない業者での差額が2万円となっており、ある程度近くの業者でも相見積の誤差の範囲だと思います、知り合いやご近所の紹介業者でも相見積をとり内容や金額の差を確認することで信用できる業者と契約ができると思います。
塗装業者を信用できるところに依頼し、助成金の申請をしてみるといいですね。
但し、遮熱塗装工事をすることで通常塗装よりも金額は高くなるので、この助成金では屋根で助成金を使用し、外壁は通常塗装であったほうがお得かもしれませんので確認は必要です。
いずれにせよ、金額的には相見積をとることの金額の差の方が大きく感じるとおもいます。
住宅に合った塗装工事は重要です、あまり効果の期待できない構造の建物で助成金があるから遮熱塗料とはせず、よりよい提案をしてくれる安心できる塗装会社選びがとても大事です。
区や市によっても金額や申請方法が違います。
他の自治体でも行っているところもありますので、お近くの区や市にお問い合わせすることで有無の確認はできます。