杉並区 塗装工事助成金 2025年

杉並区の助成金を確認してみました。


助成金で塗装工事が安くなるなどの広告を見かけることがよくあります、正確に言うと助成金で塗装工事が安くなる区や市がありますが、すべての区や市で出るわけではありません。

自治体によって力を入れている政策に違いがあり、塗装工事でも環境に力を入れている地域もありますが、高齢者や子供たちに力をいれている地域も多くありますので、助成金の有無は区役所や市役所に直接問い合わせるとお客様でも簡単に確認できます。


自治体によって必要になる書類などが違いがありますので、今回は一つの例となります。




今回調べた杉並区の助成金について


屋根や外壁の遮熱塗料による助成金

日射反射率測定値が近赤外線領域において50%以上の塗料・塗料色で、既存住宅に施工すること。

屋根立ち上がり部分を含む太陽光熱が反射する居室上の屋根、屋上部分、または外壁に施工すること。


助成対象経費の20%〔屋根・外壁合わせて限度額 150,000円〕

(注)助成対象経費は、材料費、工事施工費(塗装工事のみ)、高圧洗浄費、仮設工事費(足場設置費、養生費)が対象です。(耐用年数10年)


※まず助成金には年間予算が決まっているので、受付完了していないかの確認が必要です。


申請に必要なもの

◎申請書兼請求書(第1号様式)

振込口座は、申請者の本人名義口座に限ります。

手続きの代行者(施工者、販売店等)を定める場合は記載が必要です。

建物が共有または自らの所有に属さない場合は、裏面に共有者または所有者の同意についての記載が必要です。


◎工事概要(第2号様式)



◎完了報告書(第2号の2様式)

施工者に記入を依頼してください。


◎杉並区に居住していることが確認できる申請者の本人確認書類(写)

(例)運転免許証、マイナンバーカードの表面(裏面は不要)、住民票の写し、住所が印字された健康保険証等 有効なもの

(注)社会保険証やパスポートなど、住所が手書きのものは不可


◎領収書(写)

申請者が助成対象経費の全額を支払ったことがわかること。

宛先が申請者と同一人でフルネームが記載されていること。

助成対象経費の内訳が確認できる書類(写)


◎見積書または領収内訳書など。


◎パンフレット・カタログ等(写)

メーカー名、製品名、型式、導入要件を満たしていること等が確認できる部分を提出。

日射反射率(近赤外線領域)50%以上の塗料・塗料色と分かるもの パンフレット(写)など

パンフレットで「日射反射率(近赤外線領域)50%以上」がわからない場合は、第三者機関による性能証明書(写)も提出してください。

(例)

財団法人日本塗料検査協会、建材試験センター発行の試験結果報告書の写し

(環境省)環境技術実証事業(ETV事業)ホームページの実証済み技術一覧から、申請する塗料がわかる対象範囲を印刷したもの一般財団法人電気安全環境研究所(JET)ホームページ掲載のJETPVm認定製品リストから、申請する型式がわかる対象範囲を印刷したもの。


◎施工箇所がわかる平面図、立面図等 外壁の場合は立面図を提出してください。

出荷証明書(写)以下の条件をすべて満たしているもの


◎発行元が塗料販売メーカーまたは販売店であること

工事名などに申請者名が記載されていること

出荷日、製品名、色、数量が記載されていること


◎塗装前のカラー写真(屋根・外壁)(撮影日を記載(手書き可)してください。)


◎塗装後のカラー写真(屋根・外壁)(撮影日を記載(手書き可)してください。)


◎申請者が「導入先に居住する区民」以外の場合、追加で必要な書類があります。





≪お客様  助成金申請の準備≫ 

◎図面 (平面図、立面図)


◎本人確認証  申請者の本人確認の写し (マイナンバーカードの表裏や運転免許証、住民票等)


◎申請者が「導入先に居住する区民」以外の場合、追加で必要な書類



≪塗装会社 助成金申請の準備≫

◎試験結果報告書

メーカーで取り寄せれますので塗装会社に言ってもらえれば用意できます。


◎パンフレット・カタログなどの必要部分のコピー、メーカー名が確認できる部分と使用する塗料の色名、反射率のわかるもの


◎写真(施工前 全景がわかるもの 日付けを記入)


◎見積書または領収内訳書(名前フルネームである必要があります)


◎領収書(名前フルネームである必要があります)




あくまでも、助成金申請に必要な杉並区の例になります、自治体によって助成金額や書類は違いがありますので確認は必要です。


2024年とは提出書類などに変更があるので、2025年の手続きを確認してください。

(事前提出書類が不要になった、請求書は不要、写真の空き缶撮影不要などです。)



【当社の考え】

遮熱塗料で塗装工事をする場合、塗装工事費が通常よりも上がってしまいます。

色は反射率の確認を行ってください。

遮熱塗料で塗装をする場合、通常塗料よりも金額的にも上がってしまいます。

あまり効果が見込めない建物の構造もありますので助成金があるので遮熱塗料を検討する方もいるとおもいますが、塗装会社の方と良くご相談ください。

もちろん夏の暑さ対策を少しでもしたい場合や、地球温暖化対策にご協力頂ける方には遮熱塗料で助成金を使う方がいいです。

当社の場合は、助成金を使った場合の見積もりと、通常塗料での差がわかるように見積りはしています。

どうしたらお客様にとってよいか、助成金や施工費のバランスが大事ですので塗装会社に、ご相談してください。


塗装工事は緊急性が少ないので、しっかりと準備をして住宅に合った塗装をすることが一番だとおもいます、その中で助成金を使った工事が住宅やお客様にとって良いものかどうかは、塗装会社の信用が大事ですので、相談しやすい安心できる業者選びが鍵になります。