現在の塗料は高品質で高性能なものが多くあります!!
今回は関西ペイント(株)さんの協力により勉強会を開催しました、その他にも労働安全衛生法改正について分かりやすく要点をまとめていただけました、こういう法改正は個々に調べると時間もかかるし調べきれない部分もできてしまうので詳しいメーカーの方に教えてもらえるのは大変助かります。
今回の商品説明も興味深いものが多いので紹介します。
『ダイナミックTOP』
塗料の耐久性は
アクリル→ウレタン→シリコン→ラジカル→フッ素→無機がおおまかな順序になります。
ラジカルという言葉自体が他のものに比べると想像しにくいと思います、塗料の主成分内の酸化チタンに紫外線があたると発生するものがラジカルと言われていて、ラジカルが塗膜の劣化につながっています、それを制御するのがラジカル制御型、ラジカルと呼ばれるものです。
ダイナミックTOPはラジカル制御型の商品で扱っている業者も多く施工もしやすく、ある程度の湿潤面や高湿度にも対応できます、強化剤を混ぜることによって施工不良になりにくい面もあります、紫外線による劣化を奥深く研究しているので安心してお客様に提供ができるものだと思いました。紫外線って本当に塗料にも人体にも良くないですね。
『メタルフォースグランス』
メタリック塗料です、珍しいのはローラーで施工できるところです。
メタリックは吹き付けでないとと思っていましたが、こういった建築塗装向きの商品は覚えているといざという時に役に立つんです!
扱い方や慣れていかないと難しい部分もあるので、少ない面積から慣れていくといいのと、今後将来的に開発が進むと扱いやすくなっていくと思います。
『アレスダイナミックシーラーマイルド』
塗装工事は下地や下塗りに何を使うかが大事です、間違った下塗りを選んでしまうと剥がれなどに繋がる恐れがありますので色々な下塗り材が増えてしまいます、この商品は万能なので色々な下地に使えるのでこれを常備して対応できないようなものだけ少しあればいいので複数の下塗り材を使う必要がなくなるので塗装会社にとっては非常に助かります。
いろんな建材に使用できるので困ったらこれを使ってくださいと言われましたが、困ってなくてもこれで統一できればいいんじゃないかと思いました。
『遮熱塗料について』
遮熱塗料は熱の元による赤外線を反射する事で、室内の温度上昇を抑える事が目的です。
但し熱は伝わっていくので反射率ではわかりづらい部分もありますが、関西ペイントさんの商品は日射侵入率の表記があり実際に屋根の遮熱塗料からどの程度の熱が伝わるかを表示してあるので非常にわかりやすいです。
説明する時に赤外線反射でいうよりも、実際に外部屋根の熱が何%室内温度軽減できるかの方が分かりやすい説明で、お客様に納得していただけると思います。
その後、懇親会でも関西ペイントさんの意見や塗装会社の現場での話、今後イベントや工場見学など話をしたりお互いにメリットもありますが、基本的にはよい仕事をお客様に提供したい共通認識がありますので、今後も交流は大事ですね。