塗装工事のお茶出しや差し入れ


塗装工事での職人へのお茶出しや差し入れ

職人が仕事の途中に休憩をとるタイミングでお茶を出すことを言います。お茶を出すことでコミュニケーションが円滑になり、協力関係や信頼関係を築く助けになるという考えもあると思います。



しかし、お茶出しは必要ありません!!


これには時代の変化も影響しています、今の職人は休憩時間の考え方が変化しています。

私の世代では出されたものは無理しても食べろ! お客様の気持ちに感謝してというのが当たり前でしたが、今は休憩時には自分の時間という考えで携帯を見たり自分で準備したものしか手をつけないといった事が普通です。

自分のペースで休憩を取る事が多いです。

もちろん休憩時に作業の進捗や作業指示などは真剣に答えてくれます。


これには時代の変化があるのかと思います。

◎夫婦共稼ぎで不在が多い、お茶出しや差し入れがない事がほとんどで自分で用意している。


◎責任者が工事をしっかりと管理している、最初にお茶出しをしない方向で進めています。


◎塗装の乾燥などで休憩時間のタイミングが違う、休憩時間がズレる事が多い。


◎お茶出しでのストレスをお客様が感じてしまう、10時や15時に工事期間も長いので色々準備させてしまうのが申し訳ないです。


◎自販機で買うのとスーパーでの差があり、自分でそもそも各自最初から用意している、若い子は金銭感覚がしっかりしてます。


◎食べ物はあまり手をつけない食べない、好みや休憩時間だから食べるという考えがあまりないです。


◎好みが職人で違う、お客様が何を用意していいか悩ませてしまう。


◎新築現場や大きな現場ではお茶出ししてくれるお客様がいない事が普通なので休憩時間に食べる事が習慣的にないです。


◎そもそも仕事をさせていただいてる気持ちで工事しているので、それだけで十分感謝しています。


◎お茶出しの有無による仕事の手抜きなどはがありません。


正直お客様が感謝の気持ちで出していただいても、恥ずかしながら余らせてしまったりと申し訳ない気持ちがあるので当社では最初からお茶出しや差し入れ、金銭の心付けなどは工事説明時にお断りしています。



お茶出しや差し入れの必要がない理由は

お客様に余計な負担をかけたくない

お茶出しや差し入れでの仕事の影響がない

バブル後からの建設業で考え方が仕事をいただいてる以上の感謝はないんです。


もし、お茶出しや差し入れをする場合何を出したら職人が喜ぶか

毎日働いている姿を見て、休憩時間に何かしてあげたい方も多いと思います。

どういったものが好まれるのか私自身の経験ですが当社では100人以上の職人は見てきていますので思うことは。


◎飲み物はペットボトルのお茶や、小さい缶コーヒー

◎食べ物は必要ないです、出さない方がいいです。


飲み物は飲み切れる物や蓋のできる物が好まれます、ポットに入った暑いお茶などはあまり若い子たちは好まないです。


食べ物はフルーツや甘い和菓子などその場で食べなければならない物を出していただいても、ほとんど食べないので食べ物は出さない方がいいです外で動いて仕事しているので、簡単に言うと運動後すぐに食べ物を食べれないといった状態です。

全く手をつけない職人も多いので逆に申し訳ない気持ちになってしまいます。


休憩時間もタイミングがあるので決まった時間にできるとも限らないのでクーラーボックスなどで職人がキリのいいタイミングでいただける方がありがたいと感じているようです。


お客様が親切にしてくださっても、出したものにほとんど手がつけなくて悩んでしまうお客様もいますので当社では事前説明時には、お茶出しは必要ありませんと説明しています。