勉強会 仕上げの美しさは下地のプロメーカーが支えてくれています!!!

今回はパテ材で有名なメーコー株式会社さんの方で勉強会を行なってもらいました。

普段見えない部分を勉強することで長期的な美観や性能の違いが出てきます。

塗装工事は下地が大事です。


パテ強度試験


普段塗装する前には下地処理が必要で隙間や穴の部分を埋めてからの塗装工事となりますが、下地材などは温度変化などの伸縮により動いてしまうことがあるので仕上がり後ヒビ割れをしてしまいます。

その為、パテも改良はされてきていますが実際には施工後の割れは塗装やパテでは対応できない部分もあります。

メーカーではテンシロン試験にて上下や左右の伸びを実験して、色々な種類のパテを検証しています。(検証結果は建設会社に見てもらってもいいというほどの自信です、但し繊細な部分があるので塗装工の技術にもよってしまう部分もある気もします、いい材料をしっかり使用する技術も大事ですね)

施工方法によっても異なり実際に数値で説明できているので条件に合った施工方法やパテを使用するのが大事だと思いました。

下地が動いてヒビが入ると塗装屋が直さざるを得ない事も多いので、事前にそうならないようにお客様に説明をして適正価格で工事をできればと考えています。下地によるヒビ割れや見えなくなる下地処理に予算をかけるかどうかもあります。

それでも割れるところは割れてしまうんですよね・・・


パテの使用量の目安についてもm数などの数値で説明してもらいました、ある程度のおおよそや経験で使用していましたけど見積りなどの金額目安になるので業者としてはありがたい話でした。


多彩模様外装仕上げ塗料 カラリアート

パテだけでなく塗料も製造販売しているメーコーさんです、実績も豊富でした。

一般的に塗りつぶしてしまうと意匠性がなくなってしまうこともあるのでこういった塗装工事をすることもあります。

使用や扱い方、塗装用品などの説明など色々教えていただけました、ローラーでの施工も可能なのもいい特長です。

施工後にクリヤーが表面に浮き出てくるので、後でクリヤーを施工する必要もないのを魅力的に感じました。クリヤー保護膜は私には経験上重要だと思っています。


その後懇親会にも参加してもらえて詳しく聞きたいことはそこで聞いたり楽しくできました(趣味や家庭の事などなんでも話し合えてこういう雰囲気がいいです)、我々塗装業者はメーカーさんと繋がりができる事も大事で何かあれば相談に乗ってくれるので同じ目線で良い仕事を提供したい気持ちは一緒なので上下関係なく協力していくことが何よりだといつも思ってます。

今回も勉強会の準備からメーカーさんから事前に勉強会資料を持ってきてもらって当社で何をするか自主的に準備して打ち合わせしてくれたりいい勉強会ができた事を深く感謝致します。


ありがとうございました♪